子どもの矯正(2期)
Second
永久歯が生えそろってからの矯正
子どもの矯正は、1期と2期にわけて治療を行います。2期治療は、永久歯が生えそろってから行う本格的な矯正です。
こちらのページでは、矯正歯科専門の医院「石原矯正歯科」が、子どもの矯正の2期治療について説明します。きれいな歯ならびは見た目だけではなく、お子さんのすこやかな成長によい影響をもたらします。子どもの永久歯の矯正については、当院までご相談ください。
装置をつけて歯をならべる本格的な治療
永久歯が生えそろってからスタートするのが2期治療です。2期治療では、ワイヤーで固定する矯正装置をつけて歯を動かす本格的な矯正を行います。
1期治療ができなかった場合でも焦る必要はありません。本格的な2期治療からでも、お子さんの成長する力を利用すれば、無理なく矯正をすすめることができます。お子さんの将来のためにも、できるかぎり子どものうちに矯正をはじめるようにしましょう。
見た目だけではありません、悪い歯ならびがおよぼす影響
歯ならびや咬み合わせの乱れは、さまざまなトラブルを引き起こす要因となります。まず、歯ならびが悪いとブラッシングがしっかりできないので、口腔内が不衛生になってしまいます。このため、虫歯や歯周病などのお口の病気にかかりやすくなるのです。
また、歯のすき間から息漏れが起こったり、舌が動かしにくかったりして、うまく発音できないこともあります。さらに咬み合わせの乱れから食べものをすりつぶせず、胃腸などの消化器官に負担がかかったり、全身のゆがみから顎関節症や肩こり、頭痛を引き起こしたりすることもあります。
からだへの影響だけではありません。歯ならびの乱れをコンプレックスに感じ、消極的になってしまう方もいらっしゃいます。矯正治療によって歯ならびを改善することで、気持ちも前向きになるといった効果もあるのです。
健康のためにも矯正は効果的です
矯正治療によって、美しい歯ならびを手に入れることは、見た目だけの問題ではありません。歯ならびが整うことでブラッシングがしやすくなり、お口の健康の維持にも効果的です。
ブラッシングがおろそかになると虫歯や歯周病にかかりやすくなります。虫歯や歯周病で歯を失うことになると、インプラントや入れ歯での治療が必要になります。そして、機能的にすぐれたインプラントや入れ歯にしようとすると、高額な自費治療となってしまいます。
このように一生でかかるコストを考えると、矯正のためにかかる治療費は決して高いものではありません。お口の健康の維持と生涯治療コストを見すえて、計画的な矯正治療を行うことをおすすめします。